お薬の話

昔、昔、少し昔、
おれがアスペルガーで病院通っていた頃、
おれは毎度のように薬を貰ってきた。
一つの袋にたんと入っていた気がする。
セロクエルデパスレンドルミンドグマチール…、あと忘れた。
薬が徐々に減らされ、一種か二種類しか薬をもらえなくなり、
薬を飲んだらその日一日やってらんないので飲まなくなり、
おれ自身面倒くさくて病院に行かなくなり、

薬だけが溜まった。
おれはお薬長者ともいえる。
そんなにないけれど、
ちょっと前に通っていた胃腸科の薬を含めると、やはりおれはお薬長者かもしれない。

一番危険だなと思ったのがセロクエルだった。
50mgなんてとてもじゃないが飲めたもんじゃない。
それはその日一日からだが重くなるからだ。何もする気が起こらなくなる。多分何もする気が起こらないから自殺とかもしなくなるんじゃないか、という訳で作られた薬なのではないかとすら思う。
デパスはお世話になっている。
過去の嫌な思いでが出てくると、どうしようもなくなる。
酒とかで紛らわせることも出来るけど、
キング・オブ・どうしようもない時、こいつにお世話になる。
ちびりちびり飲んでいても、確実になくなってはいるので、最近でパスの量が心もとない。
レンドルミンはここ数年飲んどらんから、わからない。
レンドルミン飲むほど不眠ならば、やはりデパスを飲むだろうから。


不眠で思い出したが、そういえば夜全く眠れない日々があった。
あれが本当の不眠症だったのだろう。
今は体が強制的に寝てくれる。
おれも過去はヤバかったのだ。(ココロが)
いや、今もヤバい状態が続いているのだろう。