車検顛末記

車検に行ってきた。なにせ車検というものが生まれて初めてだったので、行く前は緊張した。
ホリデー車検、遠かった。ネットで探して近かったのが20キロほど離れた場所だったのだ。軽いツーリングと思って行った。
バイクを持っていっていきなり、ウインカーの位置が駄目だと言われた。シートベルトやリフレクタに気を取られて、そんな事に気付かなかったとは。
車検中、判決を待っている気分だった。何が悲しくてこんな目に遭わねばならんのか、しかも金を出すのはおれ。
車検後、あれこれ指摘をくらった。
曰く、ウインカーの位置がおかしいだの、ブレーキランプが点いていないだの、フロントフォークから液が漏れているだの、散々だった。何か怒られている気分だった。文句なら前のオーナーに言ってくれよ…わしゃそれを引き継いだだけの哀れな所有者ですよ…
ゲンナリして帰り、何時も世話になっているバイク屋へ、
そこで指摘箇所を直して再び車検にもって行こうとしたのだ。
と、車検ならうちでも出来るというではないか。
なんだ詰まらん労力と精神を磨耗させたなと思いお願いした。
何でホリデー車検何かに持って行ったのだ、陸運局でいいではないかと言われた。
また怒られた。
おれな〜んもしてないのに。
トホホホホ…