『キャピタリズム マネーは踊る』

マイケル・ムーア監督が、サブプライム問題の本質に切り込むドキュメンタリー。
徹底的な資本主義に走った結果、アメリカの国民に変化が起こった。
銀行に家を追い出された者、
急に解雇された者、
知らずに会社に保険をかけられてた上、亡くなった後に貰える保険金は会社のものにされた者、
1%の富裕層が99%の貧民層から金という金を吸い上げる。
富裕層はホワイトハウスにブレーンを送り込み、政治を自分達の思い通りにし、富裕層に都合のいい資本主義を作り上げる。
大学で科学を学んだものは、人々の為にではなく、経済の為にウォール街に就職口を求める。大学の授業料のローンを手っ取り早く返すために。そこで作られたデリバティブというもの、これは本編でも言われている通りチンプンカンプン。経済の仕組みを複雑怪奇にして、自分達がやっていることを分かり難くさせる。
その後起こったリーマンショック
オバマ大統領の当選、
アメリカ国民は富裕層に噛み付き始める。
当時はオバマが変えてくれると思っていたのか。