人間ドック顛末記

日のよるは眠れなかった。なんせはじめての人間ドック。
一体どんな検査をするのだろう、病院の人にイジワルされたりしないのだろうか、それよりも嫌な結果が出たりしないだろうか、調べた結果、
    『あなたに大病がある事を認めます』
なんてもろにいわれたり、検査中に、
『あっ!!これは・・・・・(近くの看護師とヒソヒソヒソヒソ』
なんてなったらおれ多分立ち直れない、

どきどきしながら病院に向かった。
人間ドックの受付は随分奥にあった。
おれはいそいそと病院着に着替え、色々な測定に挑んだ。

  • 身長=なんと1センチ伸びていた。
  • 体重=なんと700グラム程太った
  • 血圧=最悪だった血圧140を超える始末、脈拍も101って。。。絶対なんかの病気をおれは持っている。えらい不味い病気のような気がする。 モロに凹んだ。

しょんぼりしながら色んな検査に向かった。病院は綺麗で大きかった。
まぁこの町によくぞこんなに病人を集めたもんだと思わんばかりにどこもかしこも患者だらけ。たまに、何であなた病院にいるん?といわんばかりの元気な人が闊歩していたが、病院内ではそういう人たちは異邦人なのだ。
おれは血圧の結果にゲンナリしながら次の検査に向かった。
P・S
人間ドックは基本皆でぞろぞろ一斉に一つの検査を受けたりしないらしい。人間ドック希望者を集めるルームには何人かいるが、それからはほぼ単独であちこちの検査を受ける。だから縁もゆかりも無い他人と行列作って検査の順番を待つ、という事はないのでご安心あれ。